カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

これから…


骨折したばかりの人へのアドバイスを幾つか書いてみたいと思います。


まず松葉杖ですが、持ち手のところにかなり厚手の布を巻いた方が良いです。
両手で自分の体重を支えるわけですから、かなり力が掛かりますし両の掌への負担も相当なものです。
下手をすると手首が腱鞘炎になる恐れもあります。
なのでこれは必ずやった方が良いです。
あと、自転車用のグローブを買った方が良いです。
出来れば手の平のところに厚みのあるものが良いです。


電車やバスに乗ったら心構えとしては席は譲ってもらえないと思った方が良いです。
特に20代の女性や男性、中高年の女性、所謂「おばさん」と言う世代は絶対に譲ってくれないものと思っていた方が良いです。
とりわけ20代や30代の女性は松葉杖を使用してる人を見ても視界に入れないと言う特技を持ってます(笑)
見て見ぬフリをして化粧したり、携帯を弄ったりしてますから、譲ってくれることを期待するのは絶対に止めた方が良いです。
若い男性も希に譲ってくれる方もいますが、こちらもやはり期待しない方が吉です。
弟にくっついて往復電車で通勤していて良く譲ってくれたのが中高年の男性、所謂「おじさん」です。
今でも忘れないのが出勤初日にサッと弟に席を譲ってくれた紳士な方です。
気持ちが良かったです。弟の隣の席が空くと私にも気を遣って「座りなさい」と言ってくれて今でも感謝しています。


しんどかったらとにかく仕事を休むことです。
無理をして転んだりして骨折部位以外のところを痛めたらシャレになりません。
休める職場なら好意を有り難く受けて休んだ方が良いです。
何しろ足も痛い、松葉杖を支える腕も痛い…でかなり精神的に落ち込みますから休めるようでしたら休むことをお勧めします。


最後にこれは当たり前なのですが、主治医の言うことを良く聞いて許可が出るまで「荷重」はしない、です。
ちゃんと言いつけを守れば「部分荷重」→「全荷重」の許可が出ますから。
無理は禁物です。
あとはリハビリを真面目にやると言うことでしょうか。