カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ブラック・ジャック Karte:02 アリの足(原題:アリの足)

B・Jがピノコと行きつけの喫茶店へ入ると、14、5歳の少年が「ある障害者の記録」という本を熱心に読んでいた。彼は小さい頃に事故に遭った光男という少年で、ケガは完治したものの下半身が思うように動かず、車椅子に乗っていた。彼はリハビリで近くの病院に寄った際には必ず喫茶店に置いてある同じ本を読むという。店を出た光男はアリの行列の中に足の悪いアリを発見。前へ進もうとする足の悪いアリを自分にダブらせ、懸命に応援する光男をB・Jは店の中から黙って見つめていた。

数日後、広島のある大きな広場に人だかりができ、その中心には杖を持って自力で立つ光男の姿があった。光男は不自由な足のリハビリと自分への挑戦のため、広島から大阪までの約350キロを歩こうとしていた。その様子はテレビ中継され、B・Jの居間のテレビにも光男の姿が映っていた。その日の夕方、B・Jは1人旅がしたいと言って自宅を出て行く。

広場を出発した光男はゆっくり杖をつきながら国道を歩いていく。坂道に差し掛かった時、カーブの先の路肩に止めてある黒い車からB・Jが降りてくる。B・Jはお金持ちの患者しか相手にしない天才外科医という噂を病院で聞いたことのある光男はなぜB・Jがこんな場所にいるのか気になる…。B・Jは目の前を通り過ぎる光男の姿を無言のまま見つめる。

光男が旅館の部屋で足のマッサージを受けていると、従業員から付き添いをつけた方がいいと言われる。無茶は承知と言いながら光男が従業員に見せた本は「ある障害者の記録」。光男は本に出てくる患者も不自由な足で歩くのをならすために長い旅をしたと説明。この本を読んで感動した光男は、この患者と同じことをやろうと決心していた…。


感想。


みっちゃんが歩けない理由が「脳性麻痺」から「事故の後遺症」に変更された以外は改変は無し。
でもなんで歩けない理由を変えたのかな?やっぱりマズいのかな?
でも原作だとみっちゃんが長距離を歩く決心をするのは本間先生の書いた本がきっかけなのは勿論なんだけど、自分と同じように「脳性麻痺」で苦しむ子に目を向けてもらいたいから、なんだけどね……。
実際にある病気を隠してもあまり意味無いように思えるんだけど…仕方ないけどね(^^;)
ただ、ポリオと言う病気を無くしてしまったのでみっちゃんの旅の目的が希薄になった感じはする。
色々事情はあるんだろうけど、その辺り残念。
みっちゃんのストーカーする先生も原作のまんま(笑)
あ、不良から財布を取り戻す辺りがチト違ったわ。
車で牽くのはマズいわな(笑)
でもだからと言って先生が相手を殴らないのは…ちょっと萎え。
(この先、先生の暴力行為は全てカット?/笑)
ピノコの作ったすさまじい料理を前にしての先生…萌え(笑)
動きがいちいち可愛いです。
しまいには「動物園に連れて行ってやる」なんて言う始末。
そして先生の股間にダイブするピノコ…羨ましいぞ(笑)
つー訳で来週は「ひったくり犬」先生の「カー!!」は見られるのか?(笑)