カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ブラック・ジャック Karte:20 山手線の哲(原題:山手線の哲)

茶店「トム」のマスター、ひげおやじがカウンターで新聞を読んでいると、学校からくみこが帰宅。ひげおやじがコーヒーを淹れてあげると、くみこは家に住まわせてくれているひげおやじに改めてお礼を言う。昔、くみこの父親の本間先生に世話になったひげおやじは恩返しのつもりで身寄りのない彼女を引き取り、やさしく接しているのだ。

しばらくしてB・Jは「トム」に入っていく。その姿を確認して店の前の車道に止まっていた車から警視庁の刑事、友引が姿を現す。入店した友引を見てひげおやじとB・Jはハッとする。テーブル席に案内するくみこの言葉を遮り、友引はカウンター席へ。ひげおやじはいかにも用事を思い出したようにくみこにお使いを頼むと、友引にブレンドを淹れる。

友引はひげおやじのことを哲と呼び、店について訊ねる。ひげおやじは昔、警察の世話になっていたが、現在は悪いことから足を洗ったと友引に説明。しかし、友引の目的はひげおやじではなかった。友引は無免許医のB・Jを睨みつけ、署への出頭を要請する。そして、令状もあると友引が胸の辺りを撫でた瞬間、ひげおやじの目がキラッと光る。

この後、友引の視線はひげおやじの右手の親指と人差し指の間にある手術痕に向けられる。すると、ひげおやじは指が元通りになったのは2人のおかげと感謝し、10年前を回想する…。当時、ひげおやじは哲と呼ばれ、手品師として演芸場の舞台に立っていた。しかし、手品は客に受けず、哲は小屋主からクビを言い渡される。そして失業した哲は山手線の車内で偶然スリの現場を目撃。スリと手品師の指さばきが似ていると考えた哲は…。


感想。


えぇ?ヒゲおやじって昔、手品師だったの?
原作こんなんだったっけ?と思い読み返してみたら全然違った(笑)
賛否両論あるだろうけど、私はこの改変は良いかもと思っている。
勿論、ラストへの布石もあるだろうからそちらも含めてOKだな。
原作も「らしい」と言えば「らしい」のだが、やはり「スリが天職」みたいな締め方はちょっとなぁ…とも思っていたのでアニメ版は丸く収まっているかと(笑)
ところで指の結合手術をした時の先生って歳いくつよ?
医者になってからそんなに経ってるの?
そんじゃ今はいくつよ?(笑)
にしても絵も濃かったが、ヒゲおやじとランプの声が濃かったな。
そう言えばピノコは家からどうやって来たの?
徒歩?それとも三輪車?(笑)
いずれにしても先生の為なら文字通り、たとえ火の中水の中だね(笑)