カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ウルトラマンタロウ・第5話:親星子星一番星


初放映日1973/5/4 大亀怪獣クイントータス&大亀怪獣キングトータス&大亀怪獣ミニトータス ウルトラセブン


人間に復讐を遂げたトータス夫婦をオロン島に帰そうとするZATに対して怪獣として殺せと命令する鮫島参謀とスミス長官。
総じて良い人が多いタロウの中にあって際立って嫌なヤツ度が高い二人。
ホントに見ていてむかついた。
確かに理由はどうあれ人間を殺してしまったトータス夫婦は悪いのかもしれない、けれど大人しく人間に危害も加えないでオロン島で静かに暮らしていたのを邪魔をしたのは他ならぬ人間だったはず。
その張本人たちへの復讐も終わったので島へ帰してやって欲しいと言う光太郎さんやZAT隊員の言い分は至極尤もだと思う。
結局、反対を押し切り卵をバスケットに入れてオロン島へとトータス夫婦を帰したZATだったけど、スミス長官はオロン島は人間の領土であり怪獣は殺すべきと主張してアメリカ艦隊(だよね?あれ)に命令して攻撃させた。
このシーンは見ていて「えぇぇ!?」って思った。
いくらなんでも人間の勝手過ぎるし、スミス…お前が死ねよとマジで思った。
卵を必死に守ろうとするクイントータス、そして卵とクイントータスを守ろうとするキングトータスには見ていて泣けてきた。
それなのに人間と来たら…orz
結果的にZATのしたことが裏目に出てしまい、クイントータスは死んでしまう。
もうホントにマジでこの回ほど怪獣が助かって欲しいと思ったこと無いよ。
またミニトータスがタロウの足に噛みついたりするところが泣かす。
タロウはどうしても倒すことが出来ない。そりゃそうだ。
結局、地球にはトータス親子が住む場所が無いと言うことでセブンがウルトラの国に連れて行くんだけど、あれってクイントータスって生き返ったってことだよね?
なんかシルエットを見る限りそう言うふうに見えたけど…。