カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

日本人の悪い癖


11日に解雇された会社と言うのが社長を含めて社員が14人、パート・アルバイトが
8人ほどの小さな商店だったんです。
アメ横にあるドライフルーツやナッツ類を扱ってる店です。
長く働いてる人が多いせいか、よく言えば「家族的」悪く言えば田舎の山村にありがちな
閉鎖的な部分がありました。
初日こそ、社長が一人ひとりに紹介してくれてこちらも名乗ったりして雰囲気的には
良かったです。
ですが、翌日から大げさな言い方すれば「地獄のアウェイ」ですよ。
何しろ零細企業なので専任の指導役がつく訳じゃないので、手が空いてる人が新人に仕事を
教えると言う感じだったんです。
だから教え方も統一していないし、朝の一番の仕事って仕事で使うビニール袋やプラスティックケースを
倉庫まで取りに行くことなんですが、それも人によって教え方がまちまちで正直困惑しました。
ある方は棚の上ギリギリまで持ってきて構わないと言うし、また別の人はザッと見て足りないと思ったもの
だけを持ってくれば良いと言うし…。
で、私が最初に教えてくれた人の通りに棚にいっぱいになるように持ってきたら「資材を持って来すぎ」
と言われる始末…。
あと、教え方の美味い人とワンテンポもツーテンポも遅れて言う人がいたことが一番困りました。
前者は別に問題無いんですが、後者は私が散々袋に詰めてしまってから「◯◯は袋の口が杏でベタベタに
なるからこうやって入れて」と散々やってから言うわけです。
こっちとしては特に注意も無かったから黙々と仕事をしていたらそう言われてしまって本当に
困りました。
しかも今日、電話で社長に苦情を言った時に聞いたのですが店に入ってからの仕事の割り振りや
向き不向きを判断するのは社長じゃなくて、社員だったと言うことです。
現に私が水曜日に解雇されるのを社長が知ったのが前日の火曜日だったと言うから驚きです。
まさに会社に必要な「ほうれんそう」が出来てない状態です。
しかも今時、在庫管理にパソコン使ってないでホワイトボードだけと言うアナログさ……。
何もかも信じられないことばかりでした。
私に解雇を告げた理由も実際は「仕事に向いてないから」だったそうです。
それなのに嘘をついて「祝日土日出られる方が希望と言っているから今日で上がって下さい」
と言ったんです。
翌日、社長の弟の電話で解雇理由の嘘が判明し、こっちは更に激怒。
だって雇用された時に「土日祝日お休みさせて頂きます」と言ってそれで社長もOK出して
雇われたわけですから、おかしいなって思ってたんですよ。
本当のことを言って◯◯さん(私の事)を傷つけたくなかったから彼なりの優しさだと受け取って
下さいなんて言われても解雇は解雇、しかも一ヶ月前に予告しなければいけない手順も踏んでない
甘さ。
社員の誰一人として「解雇すべき時は一ヶ月前に告知すること」と言う労働に携わる人間が
知らなきゃいけないことを知らなかったと言うから驚きですよ。
私が「30日分の給与を支払って頂けないのでしたら上野の労基に訴えます」と言ってビビって
慌てて電話して聞いたらしいです。
それで自分たちの不勉強さと無知さに気づいて満額支払うことになったらしいです。
相談センターの人に言わせれば「無知で良かったじゃないですか?知らないから急に解雇して
労基に訴えるでビビって満額支払う」と言うことになってだそうです(笑)
アメ横の店が全部が全部そうじゃないと思いますけど、今時こんな無知でアナログな会社が
存在してるんですよ(笑)
在庫管理なんてどうやってるのかしらって思います。
まぁ、私の知るところじゃないのでどうでも良いですけど(笑)
次回からやっぱり零細企業は止めようかと思ってます。福利厚生もなってないし。
あの急な階段から落ちてケガでもしたら全額自分持ちですもの。
お〜怖い、怖い。


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