カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

人徳なのかなぁ


昨日、八百屋さんで弟が好きな大和芋を買いました。
そこの八百屋さんは母が生前から買いに行ってるお店なんですが、最初に母の訃報を知らせた時に
「お母さんの仏壇にお供えして」と言ってミカンを下さいました。
昨日もお店のおばちゃん(あえてこう呼ばせて頂きます。ホントにそんな感じの人柄の方なんです)が
「おねえちゃん、落ち着いた?」と言うので今までよその人には言ったことのないことを言いました。
「私がもっともっと早く気づいていればお母さんは助かったかもしれない」と。
でもおばちゃんは「それは違うよ。心筋梗塞はどんなに早く気づいても機器がなければダメ。お母さんだって
それはわかってるから責めたりしないよ。寿命だったんだよ」と言われました。
恥ずかしながら泣いてしまったのですが、ちょっとだけ救われた気持ちでした。
私ずっと気になっていて「母の死=私の責任」と思っています。
弟にも言えないし、母方の伯父にも言えない。
泣く場所と言えば母が亡くなったお風呂場だけ。
でも少しだけ気持ちが軽くなっただけでこれは私が死を迎えるまで抱えていく問題なんだろうなぁと思いました。
おばちゃんにりんごもらいました。
仏壇に供えてあります。こうのってやっぱり母の人徳なのかなって思いました。

にほんブログ村 その他ブログへ

ブログランキング・にほんブログ村へ