カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ウルトラマンタロウ・第38話:ウルトラのクリスマスツリー

初放映日1973/12/21 エフェクト宇宙人ミラクル星人&緑色宇宙人テロリスト星人


クリスマスが近い為かクリスマスネタなのですが、そこはそれタロウですからやっぱり単純に幸せネタじゃないです(笑)
ひとみちゃんの両親は「キングトータス親子」の戦いに巻き込まれて死んでしまったと言う設定。
(実はキングトータスの話しはまだ見てないのでどんな話しかはわかりません…orz)
それはさておき、その為にプレゼントをくれる人がいない。
両親がいないと言うだけでも悲しいのに話しの中盤にひとみちゃん自身が発する台詞がまた泣かす。
「プレゼントをくれる人もいない」って…。・゚・(ノД`)・゚・。
ラクル星人は唯一、ひとみちゃんに優しくしてくれた人だろうし。
(親戚の家じゃ厄介者扱いだったようなことも劇中で言ってるしね)
そのミラクル星人もひとみちゃんにビー玉状の便利アイテムをプレゼントして自分の星に帰ってしまった。
なんかこの辺りもまた可哀相…唯一の理解者と言うか味方だったのに…orz
ビー玉でミラクル星人がテロリスト星人(またネーミングがすごい)に殺されたことを知ったひとみちゃんはもう自暴自棄になっちゃう。
そんなひとみちゃんを必死で諭す光太郎さんが見ていて切ない。
元はと言えばひとみちゃんをこんな境遇にしたのは他ならぬ光太郎=タロウだからね。
テロリスト星人を倒してから東京タワーをクリスマスツリーにするタロウ。
これはタロウからひとみちゃんへの精一杯の謝罪の気持ちとプレゼントなんだろなぁって思った。
クリスマスらしいちょっと切なくて暖かい話しでした。
タロウはこう言う話しは上手いなぁって思いました。

あ、ひとみちゃんは最後におじいちゃんの家に引き取られることになったと言っていたけど、今度は幸せになると良いなぁって思った。



東京タワーのクリスマスツリー