カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

切なくなりました


昨日、実家のケーブルテレビの契約を打ち切って電話線やら何やらを撤去してもらいました。
その間、誰も居ない家の中をぼんやりと見ていたんですけど、お風呂場を見ていたら切なくなりました。
昨年の1月20日に母はお風呂場で心筋梗塞で亡くなったので、お湯の入っていないバスタブを見ていたら
母がぐったりしていたのを思い出して涙が出そうになりました。
常日頃から「ボケちゃって自分の産んだ子もわからないようになって死にたくない。逝く時はぽっくり逝きたい」
と口癖のように言っていた母が本当にあっけなく逝ってしまってからもうすぐ1年が経とうとしています。
亡くなった場所がお風呂場だったことは可哀想だし、女性として気の毒だと思うけど母としては兼ねてからの希望の
「ぽっくり逝く」と言うのを出来たので満足だったかなって、1年経って思うようになりました。
勿論、残された方としては育ててもらって「ありがとう」も「さよなら」も「ごめんね」も伝えることは出来ませんでした。
それだけは心残りだし、私がもっともっと早くお風呂場に様子を見に行けば事態は変わったのかもしれないと
思うと母には申し訳ない気持ちしかないんですよね。
あの世って本当にあって、もし母に会えたら「助けてあげられなくてごめんね」と言うつもりです。
10日は1周忌、お天気が良いといいなぁと思ってます。

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