カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ブラック・ジャック Karte:27最先端ルームの悲劇(原題:地下壕にて)

完成間近の最先端ビル、50GATE(ごえもん)のエントランスに走りこんできて停まるB・Jの車。後部座席にはピノコ、シャラク、ラルゴが乗っている。B・Jが10分で戻ると皆に声をかけると、ピノコたちは3時までに遊園地に行きたいと伝える。3時までにペット同伴で入園すると無料で遊べるからだ。遊びは仕事の後と言ってB・Jは車を離れていく。

ビル内の社長室にはオーナーの虎ノ門の姿。秘書の羽夢は裕福そうな丸之内、田町、八重洲ら内覧会の客たちにビルのパンフレットを手渡している。丸之内らはこの後に大事な予定があるらしく、虎ノ門に早くビルを案内するように促す。虎ノ門は各フロアに特別な趣向を施していると語り、案内するためにドアを開けると、そこにはB・Jが立っていた。

虎ノ門はB・Jを社長室へ強引に押し込み、何の用かと訊ねる。B・Jは未払いの脳幹腫瘍のオペ代5千万円を請求するが、虎ノ門はそんな法外な金は払えないと拒む。一方、ピノコはB・Jの帰りが遅いため、降車してビルの方へ走っていき、警備員からB・Jが会いにいった社長は最上階にいると聞く。ピノコは警備員の制止を無視して最上階へ向かう。

虎ノ門が最上階近くのフロアを案内しているとピノコが現れる。この後、虎ノ門らと共にB・J、ピノコは緊急事態エリアへ行き、防犯防災対策を見せてもらう。虎ノ門は点検が済んでいないセキュリティーウォールのデモンストレーションを羽夢に命令。羽夢が赤いボタンを押すと防御壁が降り、外部との繋がりが遮断される。すぐに羽夢は解除の青いボタンを押すが機能は停止しない。B・Jたちは防御壁の中に閉じ込められてしまったのだ…。


感想。


はぁ?こんなオチだったっけ?
確か、原作だと助かったあとに連中が金払ってくれなくて命よりも紙切れを大切にする人たちがどうのとか先生がシニカルなこと言って終わるんだよね?
それなのにアニメだとお金もらってる(笑)
しかも…ハム・エッグが良いヤツになってるし。
なんかすごい微妙なんですけど……オチ変えちゃって良いの?
「一度お金を払うと言った人は絶対にお金を払わないといけない」と言うのをテレビの前のチビっ子に教えたかったの?(笑)
転じて「約束は守ろう」みたいな?(笑)
(しかし一千万だのなんだの要求してる黒男さんの方がよっぽどテレビの前のチビっ子に悪影響なんじゃ…と思うが、どうか?/笑)
う〜ん……なんかなぁ、原作はあぁ言う自己保身の強い連中に皮肉の一発もかますところが良いのにこれじゃ先生、ホントに良い人だよ(^^;)
原作のアクの強さなんてまるっきり無視なんだね…しょぼん。
ジャピノな私としては萌えどころはたくさんあったのだけど、目と目で通じ合う♪みたいな先生とピノコとかピノコだけを心配する先生とか手を繋ぐ二人とか(笑)つーか、結構楽しんで見たのでそれなりに良いと言えばいいんですけど(笑)
ところでシャラクとラルゴは出る意味あったんだろうか?