カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ウルトラマンエース・第27話:奇跡! ウルトラの父


初放映日1972/10/6 地獄星人ヒッポリト星人 ウルトラ4兄弟&ウルトラの父


とうとうヒッポリト星人にブロンズ像にされてしまったウルトラ兄弟
そんなウルトラ兄弟敗北の姿を見て前編でエースを引き渡せと言っていたTACの山中隊員が涙ながらに詫びている。
「彼らは自分の星でもない地球の為に死んだんだぞ!」と言う台詞が後悔の気持ちを表していて重い。
山中隊員は普段は厳しいけど、こうして非を認めて謝罪して行動に移す辺りはやはり副隊長格なだけのことはある(笑)
危険な任務を立候補してみたりとウルトラ兄弟の敗北にかなり責任を感じてるし、仇を討ってやりたいと言う気持ちも伝わってきて見ているこちらも熱くなる。
でも今回は山中隊員も良い味を出しているが、それ以上に格好良かったのが竜隊長。
「星人は皆の宝物である地球を黙って自分だけの物にしようとしている。私達は怒らなければならない」の台詞はエースの中でも屈指の名台詞だと思う。
そして自分たちの星である地球をTACだけでなく自分たちで守らなくてはいけないことを市民に訴える竜隊長、でも市民は地球を明け渡すことと奴隷になることは別ととんでもないこと言ってる始末。
結果的には一緒なのに自暴自棄になってるのかこんな情けないことを言い出す。
ウルトラ戦士もそうだけど、TACもこんな市民の為に命懸けの戦いしてるのかと思うとちょっと気の毒に思えた。
そんな危機を救ったのがウルトラの父
なんかエースが死んでしまった父を見るシーンは可哀相で泣きそうになったよ。



銅像にされてしまったウルトラ兄弟


エースに命を与えて死んでしまった父…orz