カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ウルトラマンタロウ・第11話:血を吸う花は少女の精


初放映日1973/6/15 蔦怪獣バサラ


親子の話しが多いタロウの中で子の話しは異色中の異色の話し。
なんと言ってもお気楽・明るいノリじゃないので(笑)
タロウと言うのは片親家族が多い中でこの話しに出てくるかなえちゃんは不幸すぎる。
光太郎さんの言うように「大人に利用された子ども」なのでバサラが唯一の心のよりどころみたいになっていて可哀想だった。
だからと言ってバサラの花の正体を知っていて何食わぬ顔でその花を見知らぬ親子に配って歩くのはやはりいけないこと。
タロウによってバサラは倒されたけど、かなえちゃんの心は癒されなかったのかと思うと一件落着とは言い難い終わり方でちょっと悲しい。


ところで森山隊員と健一くんがバサラの蔓に襲われた時に変な酔っぱらいが蔓を切っちゃってるけど、あれ普通に考えたらすごくね?(笑)
セブンやレオだったらこの酔っぱらいは確実に殺されてたはずだから。