カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

椎間板ヘルニア


ここ数ヶ月、腰の左側が特に痛くて我慢出来ず、先々週整形外科に行きました。
レントゲンを撮ってもらったら「年齢の割に骨と骨の隙間がなさすぎる」と言われました。
かなりショックで「椎間板ヘルニア」と診断されました。
それでその時に先生が「何か子供の頃に重篤な事故とかにあったりはなかった?」と
聞かれてその時は思い当たる節はなくて「ありません」と言ったんです。
でも家に帰って母の写真を見ていたら思い出したんです。
弟を出産する時に母が産院に入院することになって私は父の実家に預けられました。
それが2歳の時です。
でも母と離れ離れでましてや慣れない父の実家、私は相当泣いたらしいんです。
それでうるさいと思った父が布団も何も敷いてない押し入れに私のことを放り投げたそうなんです。
入院中の母は父からそれを聞いて「急いで私の実家に連れて行って」と言って私は弟が
産まれるまで母の実家に預けられました。
それから数十年が経ち、小学校の高学年から中学一年の時に腰に強い痛みを感じていたのですが、
母に心配させるのも嫌だったので言わないでいました。
先生が仰るには「押し入れに投げられた時に腰に衝撃を受けて、そのまま成長期を迎えて
骨の成長に衝撃を受けた部分の骨が裂けたんでしょうね」と言ってレントゲンとMRIの画像で
骨が避けている部分を教えてくれました。
確かに骨の両側が斜めに避けているんです。
「それが潰れて他の骨を支えきれずに骨の隙間がなくなった」と言うのが先生の見解でした。
手術したからと言って完治の保障もないので手術はお勧め出来ないし、薬を飲みながら
付き合って行きましょうと言われました。
私も手術は避けたかったので、この痛みとは一生付き合って行こうと思ってます。
先生にはこんなことも言われました。
「妊娠、出産はこの骨では無理とまでは言えないですけど、仮に出産の機会があったら
相当な難産になったと思います」と。
これを聞いた時にあの時、彼氏と別れて良かったのかなと思いました。
跡取りを産めないようじゃ悲しいでしょうし。
それにしても父親のしたことが30年以上経って自分の体に出てくるなんて思いもしませんでした。
母にはたまに腰が痛いと言うと「赤ちゃんの時に押し入れに放り投げられた時の後遺症だよ」と
母はずっと父がしたことを恨んでましたからね。
母の予感的中です。母に報告しましたよ。
「お母さんの言うとおりだったね」と。



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