カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

また重い話しなので…


例によって家庭内のことです。重いし暗いので畳みます。




先週の水曜日ですか。夕方、ケアマネさんから電話を頂いて「お父さんが立てなくなってしまったので
すぐに実家に来てください」と言われました。
とりあえず実家に行くとトイレの前に座り込んでる父がいました。
ケアマネさんが何とか持ち上げようにも腰から下が動かないようでどうにもならないので救急車を呼びました。
身内である私が救急車に乗って掛かり付けの病院に搬送されました。
でも当直医が整形外科医じゃないので原因がわからないのでとりあえずはその日は病院に入院することになりました。
で、翌日に病院に行って整形外科の担当医と介護相談員と話しをしたらどうやら長年患っている鬱病が悪化して
歩けなくなったようだと言うのです。
腰のレントゲンでも異常はないし、脚にも異常はないと言うことで。
でも歩けないので「家は外階段なのでこのまま連れて帰っても世話も出来ない」と言いました。
父とは別居してるし、私にも弟にも介護は無理とハッキリ言いました。
冷たいようですが、母が亡くなってから万年床で寝てばかりの生活を送っていたのでいつかはこうなると危惧していたんです。
それがこんなに早く来るなんて思いもしませんでした。
仕方ないので入院させてもらいつつ精神科のあるところで受け入れてくれるところをケアマネさんが探してくれました。
長年掛かりつけてる精神科に電話して「病院を紹介してほしい」と言ったところ「うちは紹介やってないから」と断られたと
ケアマネさんに言われて、「身内がかけたら可能ですかね?」と聞いたら「同じ結果でしょう。紹介する気ないようですから」
と言われて私もネットで探しました。
3箇所ほど見つかってその内の一つに今朝、受け入れてもらえるとケアマネさんから電話をもらいました。
明日、転院です。
実は水曜日の日に面談に行って即決で新しい仕事が決まったんです。それで翌日から勤務するはずだったのにこれはとても
無理だと思って救急車の中から派遣会社に電話したら「とりあえず保留と言うことにしておきます」と言われてホッとしました。
週明けの今朝も電話を掛けて「なんとか今週の木曜日辺りから勤務出来そうだと」と伝えました。
せっかく新しい仕事がすぐに決まったのに台無しですよ。
もう歩くことは望み薄なので実家に帰ることはないでしょうね。
明日から入院するところもいつまで入院させてくれるかわかりませんが、平行して受け入れてくれる介護施設を探すことに
しました。
とてもじゃないですが、あの急な外階段を歩けない人間を動かすのは素人には無理です。
救急隊の人も座ったまま降ろすことの出来る担架のようなものに座らせてやっとのことで降ろしてましたから。
父には症状が落ち着いたら施設に入ってもらうことを承諾してもらいます。
もうヘルパーさんやケアマネさんの力を借りても生活態度を改めなかったツケが来てるんですよ。
私はてっきり、ケアハウスとか行って体を動かすリハビリでもやってるのかと思ったら「人に会いたくないから行かない」と
言ったそうです。そう言われてしまえばケアマネさんも無理強い出来ませんから、父のさせたいようにしていたみたいです。
で、折を見て連れてまたケアハウスに連れて行くつもりだったようですが、その前にこれですからね…。
入院中に施設を探すことにしました。
もう家に帰ることは諦めてもらいます。明日、新しい病院の先生に色々と聞かれるでしょうけど、正直に全て話して
治療に専念してもらいます。
全く、私達がいると甘えるからと言う理由で距離を置いたのに二ヶ月も保たずにこれですからね。
我が親ながら情けないです。