カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ブラック・ジャック Karte:23 土砂降りのち恋(原題:土砂降り)

瀬戸内海にある島の分校。校医の清水きよみが生徒を診察していると、主事が本土から客が来たと伝えにやってくる。校舎裏で待っていたのはB・Jだった。B・Jは清水幾男という男性の妹かときよみに訊ねる。きよみは頷いた後、兄の幾男が亡くなったことを報告。1年前、幾男は土砂降りの日に子供を避難させようとして崖崩れの下敷きになったという。

幾男のお墓に線香を供えた後、B・Jは幾男との関係をきよみに説明。B・Jは海外で道具を盗まれ、患者の治療ができない時、幾男に貴重なメスを貰ったという。B・Jは、その時のお礼として幾男に有名な研ぎ師に研いで貰った特別なメスを渡すつもりだったのだ。B・Jは代わりにきよみにメスを渡そうとするが、きよみは内科医だからと断ってしまう。

B・Jは本土へ帰るため、連絡船の乗り場へ向かうが、嵐のために船は欠航していた。仕方なく、B・Jはきよみが兼任する診療所に泊めてもらう。その夜、診療所に吐いて苦しむ子供を往診して欲しいという保護者がやってくる。この後、続々と同じ症状の患者を持つ保護者が現れ、集団食中毒と判断したきよみはB・Jに協力を要請。しかし、内科は専門外とB・Jは断る。怒ったきよみは1人で患者宅を廻って診察していく。

往診が一段落して、きよみが診療所へ戻るとベッドに校長の姿。校長が崖から落ちて重傷だと言って手術の準備をするB・J。実はB・Jが診療所に残ったのは万一のためだったのだ。B・Jへの誤解を解いたきよみは手術を見学。きよみはB・Jの見事なメス捌きに思わず見入ってしまう。そして、きよみはB・Jに頼もしさを感じ、恋心が芽生える…。


感想。


原作だと手術に耐えられない体なのできよみ先生は死ぬんだけど、「死なない」と言うことを前提に作っているアニメBJなので、やっぱり死にませんでした!!(笑)
流石は「神の手を持つブラック・ジャック先生」(笑)
途中死ぬような展開だったけど、見ながら「絶対死なないな」なんて思ってしまって、そこから急にテンション下がったなぁ。
オチを変えた以外は特に原作を改変してるところも見受けられなくて、ともかくアニメBJらしい無難な作り。
それが良いか悪いかはわからんが、ドラマとして成り立っていないのは確かかも…。
きよみ先生が死ななかったことで原作のあの台詞が無いのも残念だし、見ていて退屈なのも否めない。
ラストで先生が「死ななかったの島が必要としてる〜」云々な台詞言わせて綺麗にまとめようとしてたけど、とってつけた感がありあり(笑)あざといよ(^^;)
ま、ゴールデンタイムなので仕方無いけど、その次のコナンじゃ理不尽に人が死んでるのを見るとどう言った基準でそんなこと言ってるのか一度、プロデューサーにお聞きしたいくらいだ。