カルロと暮らした日々

14歳で旅立った家族カルロのことをぼちぼちと。

ブラック・ジャック Karte:26そろばんの天才(原題:なんという舌)

茶店「トム」のカウンター席に座るB・Jとピノコ。マスターがはじくソロバンに興味を持ったピノコはいろいろと質問し、シャラクも話に加わる。そのやりとりを見て、B・Jに過去の記憶が蘇る。以前、BJの家に村岡映児という小学生と父親、そして先生の佐伯がやってくる。B・Jが診察すると、映児は生まれつき指が使えない指欠損症だった。

手術を頼む父親にB・Jは他の医者でも手術できると断るが、佐伯はB・Jでないとダメだと食い下がる。映児はソロバンの才能があり、手で打てるようにして欲しいというのだ。映児はB・Jの前で実際にソロバンをはじいてみせる。身体の一部を使って器用にソロバンを打つ映児にB・Jは指を使う必要もないと言うが、映児は笑われるのは嫌だという。

B・Jは手術してもソロバンが打てる保障はないと前置きして手術を承諾する。父親は手術費用として1千万円を差し出すが、B・Jは3千万円を要求。佐伯も貯金した1千万円を渡すと頼むが、まだ1千万円足りないとB・J。すると、映児はソロバンで日本一になって残りを返すとお願いする。映児の真剣な眼差しを見て、B・Jは1週間後の手術を約束する。

手術当日、映児は宝物のソロバンを持って手術室へ。そしてB・Jは手術を成功させ、あとは映児のリハビリに望みを託す。数週間後、小学校で映児はソロバンを打つが手は思うように動かない。映児はソロバンを弾き飛ばして壊し、動かす度に手が痛むと佐伯に弱音を吐く。その夜、村岡邸では父親が不器用な手つきでソロバンを修理している。翌朝、映児は直ったソロバンに感動してリハビリを再開、ソロバンコンクール出場を目指す…。


感想。


スマン……カルテNGのそろばんスケートやる先生のインパクトが強くて(笑)本編、あんまり良く覚えてない(^^;)
……ネトラジでホークス戦を聞きながら見ていたのも悪かったな……なので後ほど、改めて感想書きます。

で改めての感想。

まず冒頭でノリノリの音楽で始まったので、正直番組間違えたかと思った(笑)
久美子ちゃん…あんた普通にノリがおかしいよ(笑)
原作だとサリドマイド被害で腕が使えなくてBJに腕の移植手術を頼んでしてもらったと言うことになっていたけど、流石にアニメだと時代的にそぐわないのか、その筋からのクレームを恐れてのことかその辺りのことはバッサリとカットになっていた。
その辺りは仕方ないにしても、腕の移植では無くて指の再生手術みたいな表現になっていたがそれってどうなの?
腕の移植なら言葉は悪いがあるものをくっつけるから見ていてまだ納得出来るが、指の再生手術ってこれ、何も無いところから指を作ってくっつけたの?
なんかおかしくない?
なんで腕の移植手術はダメなの?
前にもう既にアニメ化してるじゃない?「奇跡の腕」の回で。
いくら何でも「無から有を創り出す」みたいな表現は誤解の基なのでは?
なんか見ていてその辺りが釈然としなかった。
それに手術料は3千万と言っていたが、足りない分は映児が「そろばん大会で優勝する」と言って先生を説得してたけど、そろばん大会って優勝賞金出るの?(笑)
これも見ていて「あれ?」と思った。
普通にアニメ化すれば名作になり得たかもしれない原作を改変して凡作にしたって感じ。
原作の先生の名台詞も当然無かったし。

それにそろばんのうんちく垂れさせるためだけにシャラクって出てたみたいね(笑)
人によってはピノコがウザキャラとか思ってると思うけど、私にとっては毎回出てるシャラクの方がよほどウザキャラ(笑)
カルテNGは初見では笑ったけど、あれってもしかしてそろばん知らない子に間違った用法教えてない?(笑)